労働裁判・判例
外国人留学生に違法な労働 書類送検が相次ぐ
今月15日と17日に次のような報道がありました。いずれも、外国人留学生に違法な労働をさせていた企業が書類送検されたものです。 人手不足のこの時代、外国人留学生が貴重な人材となり得ることは間違いありません。どのような違反が […]
成績不良を理由とする解雇 東京地裁で無効判決
ある情報システム関連サービス企業を不当に解雇されたとして、元社員の男性が解雇無効などを求めた訴訟について、平成29年3月8日、東京地裁が、解雇を無効とし未払いの給与の支払いを命じる判決を言い渡したとの報道がありました。 […]
タクシー運転手の残業代をめぐる注目の裁判 審理差戻し
東京都大田区のタクシー会社に勤務する運転手14人が、実質的に残業代などの割増賃金が支払われない賃金規則は無効だとして、未払い賃金の支払いを求めた裁判で、最高裁第3小法廷が、規則を無効とした二審判決を破棄し、審理を高裁に差 […]
基準法違反で送検 【罰金、損害賠償額の予定契約は、基準法違反です】
2月24日、「急な欠勤に罰金を科す違法な契約をアルバイト店員に結ばせた容疑で、大手コンビニエンスストア加盟店の経営者夫婦が書類送検された」という報道がありました。 警察の調べによりますと、加盟店の経営者夫婦は、昨年9月か […]
「名ばかり管理職」で訴訟 未払い残業代の支払い命令
大手弁当チェーンの支店の元店長の30代の女性が、運営会社に残業代の未払い分など約720万円の支払いを求めた訴訟の判決が、2月17日、静岡地裁であり、同社に約160万円の支払いが命じられた、との報道がありました。 女性は、 […]
長時間労働・パワハラによる損害賠償事件
2月13日から14日にかけて、パワハラ(パワーハラスメント)等に関する訴訟について、2件の報道がありました。 報道の概要は次のようなものです。 ・東京都渋谷区に本社を置く出版社の40代の男性従業員(休職中)が、パワハラで […]
違法な時間外労働や過労死 報道は後を絶たず
働き方改革が注目される中、有名企業における違法な時間外労働、過労死といったニュースも後を絶ちません。 ●大手旅行会社が従業員に違法な長時間労働をさせていたとして、東京労働局の過重労働撲滅特別対策班(通称かとく)が、労働基 […]
賃金不払いなどの訴訟 フィリピン出身の介護職と会社側が和解
先月、「介護施設で働いたフィリピン出身の男女10人が、施設を運営する大阪府の会社に未払い賃金や慰謝料など計4000万円を超える額の支払いを求めた訴訟が、大阪地裁で和解した」といった報道がありました。 会社側が、十分な同意 […]
マタハラ訴訟 妊娠中の合意なき退職は無効と判決
妊娠中に合意がないまま退職扱いされたのは不当として、建築測量会社に勤務していた30代の女性が地位確認を求めた訴訟で、東京地裁の支部が、女性の請求を認める判決を言い渡したとの報道がありました(判決は、1月31日付け)。 判 […]
大手コンビニで違法な減給
「大手のコンビニエンスストアの加盟店が、風邪でアルバイトを欠勤した高校生に対し、労働基準法で認められた限度を超える給料の減額を行っていた」というニュースが報道各社によって報じられています。 この会社の広報などによりますと […]