きりん通信4月2022年 №80♦追われてやるのは、義務・責任。追いかけてやれれば、使命・夢。やることは同じでも、考え方次第で苦労にも楽しみにも変えられる♦

◆追われてやるのは、義務・責任。追いかけてやれれば、使命・夢。やることは同じでも、考え方次第で苦労にも楽しみにも変えられる

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きりん通信2022年4月号 №80

2022年4月きりん通信NO.80(おもて)
「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」などが公表されました
本年(令和4年)の2月下旬、厚生労働省は、関係省庁と連携の上、顧客等からの著しい迷惑行為
(いわゆるカスタマーハラスメント)の防止対策の一環として、「カスタマーハラスメント対策企業マニュア
ル」、マニュアルの概要版であるリーフレット及び周知・啓発ポスターを作成し、これらを公表しました。
以下で、マニュアルの一部を紹介します。
★クレームとカスハラの違い
パワハラもセクハラもこのカスハラも、線引きが非常に難しいですね。お客様に至らない点を指摘される
のを全て「カスハラ」だと言い出す従業員が出てくる問題も注意が必要です。
誤った解釈で混乱を招くことを防ぐためにも、企業に求められているカスタマーハラスメント対策をしっ
かり理解しておきましょう。
パワハラ、セクハラ、カスハラ。それが真に嫌がらせであれば、もちろん行為者が悪いのです。ですが、
職場において、そのような嫌がらせが起こったとき、企業は「嫌がらせ」から従業員の心身を守る対策を
取らなければいけません。
2022年4月1日には、パワハラ防止措置の義務化が中小企業にも適用されました。数年後にはカスハ
ラ防止法が出来るかもしれないですね。学校教育において、怒られる、怒鳴られるという事を経験したこ
とのない世代に対応した社会を作る準備なのかもしれませんね。
・マニュアルから抜粋/カスタマーハラスメントとは?など
カスタマーハラスメントを想定した事前の準備
顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの
①事業主の基本方針・基本姿勢の明確化、従業員への周知・啓発
②従業員(被害者)のための相談対応タイセイの整備
③対応方法、手順の策定
④社内対応ルールの従業員等への教育・研修
2022年4月きりん通信NO.80(うら)
令和4年4月から段階的にスタート 令和3年の育児・介護休業法等の改正
令和3年の通常国会で育児・介護休業法等を改正する法律が成立し、段階的に施行されることに
なっています。今回は、令和4年 10 月から施行される出生時育児休業(産後パパ育休)について認められる「休
業中の就業」の概要を紹介します。
出生時育児休業(産後パパ育休)について認められる「休業中の就業」の概要
□ 出生時育児休業については、労使協定を締結している場合に限り、労働者が合意し
た範囲で休業中に就業することが可能。
□ 「休業中の就業」の具体的な手続きの流れは、次の①~④のとおりです。
① 労働者が就業してもよい場合は、事業主にその条件を申し出
② 事業主は、労働者が申し出た条件の範囲内で候補日・時間を提示(候補日等が
ない場合はその旨を提示)
③ 労働者が同意
④ 事業主が通知
□ 就業可能日等には、次のような上限があります。
● 休業期間中の所定労働日・所定労働時間の半分
● 休業開始・終了予定日を就業日とする場合は当該日の所定労働時間数未満
例)所定労働時間が1日8時間、1週間の所定労働日が5日の労働者が、休業2週
間・休業期間中の所定労働日 10 日・休業期間中の所定労働時間 80 時間の場合
➡ 就業日数上限5日、就業時間上限 40 時間、
休業開始・終了予定日の就業は8時間未満
★パパ休暇とは
既存の育児休業とは別に産後8週間の期間に限り28日を2分割で取得できる休暇制度です。
パパ休暇でお休みの期間、無給であれば、雇用保険から賃金の67%に相当する額が本人に支給されます
中小企業向け 所得拡大促進税制
きりん事務所は、毎年自力で確定申告をしています。好きなんです(#^.^#)
今年初めて所得拡大促進税制の税額控除にチャレンジして 324,065 円の税額控除となりました。
昨年も本当は使えたはずですが、税務署の職員さんに聞いてもみんなよく知らなくて、とーっても不親切で、
断念しました。今年は一生懸命調べてくれた職員さんのお陰で達成できました。舟木さんのお陰です m(__)m
申告書を 1 枚付ければ税金が 30 万円も安くなるのに、知らなければ 30 万円も損をするなんて、制度として不健全ですね。
所得拡大促進税制の概要
中小企業事業者が、前年度より給与等を増加させた場合に、その増加額の一部を法人税か
ら税額控除できる制度です。令和5年3月までの特例で、要件に該当すれば、通常増加額
の15%が控除されるところ、25%の控除となります。
従業員が増えていれば該当する可能性高いですね。 ※他にも要件があります
◆偉人の名言◆◆◆追われてやるのは、義務・責任。追いかけてやれれば、使命・夢。やることは同じで
も、考え方次第で苦労にも楽しみにも変えられる。◆◆◆ メンターバンク社長 籏禮泰永の名言 
確定申告が好きだと書きましたが、期限に追われて切羽詰まると、やはり苦痛です。仕事自体好きなの
で、どんな仕事も同じだなぁと思います。無理のないマイルストーンの設定が大切ですね!