夏のボーナス 厚労省の集計結果でも前年比2.9%の減少
厚生労働省から、「令和元年 民間主要企業夏季一時金妥結状況」が公表されました(令和元年(2019年)9月13日公表)。
同省では、労使交渉の実情を把握するため、民間主要企業の夏季一時金妥結状況を毎年、集計しています。
令和元年においては、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業400社の妥結状況が集計されています。
その集計結果のポイントは、次のとおりです。
●平均妥結額は845,453円で、過去最高の額であった昨年に次ぐ高い水準。
前年に比べ25,278円(2.90%)の減額。
●平均要求額は892,003円で、前年に比べ6,571円の増。
本年の8月2日に公表された経団連の「2019年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)〔最終集計〕」では、平均妥結額が前年と比べて3.44%減少という結果でした。
今回の厚生労働省の集計結果でも、平均妥結額が前年より3%近く(2.9%)減少しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和元年民間主要企業夏季一時金妥結状況を公表します(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06652.html
〔確認〕2019年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)〔最終集計〕(経団連)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/063.pdf