人づくり革命 具体化へ初会合(第1回人生100年時代構想会議を開催)
政府は、9月11日、新たに掲げた看板政策「人づくり革命」の具体策を話し合う会議である「人生100年時代構想会議(議長は安倍首相)」の初会合を首相官邸で開催。その資料を公表しました。
初会合の議題は、「今後の会議の進め方について」ということで、この構想会議の目的と主要テーマの確認などが行われました。
構想会議の具体的なテーマとして、次の4つが掲げられています。
①全ての人に開かれた教育機会の確保、負担軽減、無償化、そして、何歳になっても学び直しができるリカレント教育
②これらの課題に対応した高等教育改革
③新卒一括採用だけでない企業の人材採用の多元化、そして多様な形の高齢者雇用
④これまでの若年者・学生、成人・勤労者、退職した高齢者という3つのステージを前提に、高齢者向け給付が中心となっている社会保障制度を全世代型社会保障へ改革していく。
※③の人材採用の多元化について、これが有能な人材確保のカギであり、企業にしてもこれまでの新卒一括採用だけではやっていけないと指摘されています。
構想会議では、年内に中間報告をとりまとめ、政策パッケージも盛り込んだ基本構想を、来年前半には打ち出すとのことです。
今後の動向に注目です。
安倍首相の発言を含め、詳しくは、こちらをご覧ください。
<第1回人生100年時代構想会議を開催/安倍首相の発言>
・http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201709/11jinsei100.html
<第1回人生100年時代構想会議/議事次第・配布資料>
・http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/dai1/siryou.html