夏のボーナス 厚労省の集計結果も2年連続の減少

厚生労働省から、「令和2年 民間主要企業夏季一時金妥結状況」が公表されました(令和2年9月11日公表)。

同省では、労使交渉の実情を把握するため、民間主要企業の夏季一時金妥結状況を毎年、集計しています。

令和2年においては、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業390社の妥結状況が集計されています。

その集計結果のポイントは、次のとおりです。

●平均妥結額は828,171円で、昨年と比較して17,282円(2.04%)の減額。

●平均要求額は919,838円で、前年に比べ27,835円の増。

同年の8月5日に公表された経団連の「2020年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)〔最終集計〕」では、平均妥結額が前年と比べて2.17%減少という結果でした。

経団連の集計・厚生労働省の集計ともに、平均妥結額が2年連続の減少となっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和2年 民間主要企業夏季一時金妥結状況を公表します(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13434.html

〔確認〕2020年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)〔最終集計〕(経団連)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2020/070.pdf