令和4年の年休の取得率62.1% 過去最高も政府目標とはまだ開きが(令和5年就労条件総合調査)

厚生労働省から、「令和5年就労条件総合調査 結果の概況」が公表されました(令和5年10月31日公表)。公表された調査内容のうち、特に、令和4年の年次有給休暇の取得率が話題になっています。

令和4年(又は令和3会計年度)における年次有給休暇の取得状況は、次のとおりです。

・労働者1人平均付与日数は 17.6日(前年調査17.6日)
・そのうち、平均取得日数は 10.9日(同10.3日)
・平均取得率は 62.1%(同58.3%)〔昭和59 年以降過去最高〕

年次有給休暇の取得率は、はじめて60%を超えましたが、政府は、令和7年までに「取得率70%」を目標として掲げており、目標にはまだ遠いというのが現状といえるでしょう。同省では、企業等が自社の状況や課題を踏まえ、年次有給休暇を取得しやすい環境づくりを継続して行っていくことが重要としています。

詳しくは、こちらをご覧ください。その他の項目の調査結果もご確認ください。

<令和5年 就労条件総合調査 結果の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/23/index.html