ブレインコンサルティングオフィスが“人的資本経営”の基礎知識と実務に特化した初めての検定試験 ビジネスWEB検定「人的資本経営検定 BASIC」を創設
PSRネットワークは、きりん事務所も加入している組織になります。
今後の日本は、本当の意味で労働者と経営者の権利主張が対等になっていくことが予測されます。
いい意味に捉えていきたいと思いますが、経営者の本質が問われてくることになるでしょう。
いい人材はいい企業に集まります。
「いい企業」とは何か?
労務管理を担う専門家として、社会保険労務士の責務は更に重くなると自負して、皆様に最善の情報をお届けしていきたいと思っております。
日本最大級の社会保険労務士の全国ネットワーク「PSR network(ピーエスアールネットワーク)」を運営する株式会社ブレインコンサルティングオフィス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯田久美子)は、人的資本経営の研究実践と発信を手掛けるフォレストコンサルティング経営人事フォーラムの代表:松井勇策氏を試験委員長に迎え、人的資本経営を導入・実践するにあたっての基礎概念と実務についての知識を認定する検定「人的資本経営検定 BASIC」を創設しました。本検定試験は、“ビジネスWEB検定”として、2023年4月20日より申込を開始いたしました。
ビジネスWEB検定「人的資本経営検定 BASIC」
https://www.psrn.jp/service/human_capital_basic/
【「人的資本経営検定 BASIC」創設の背景】
2022年は「人的資本経営元年」とも言われ、人的資本経営というキーワードは現在、多くの企業や団体等のビジネスの現場はもとより、政府・行政における政策面でも推進に注力されており、国内外で社会的な潮流となっています。人材を、企業の付加価値を生み出す資本として捉え、経営戦略に活かしていくという人的資本経営の手法は、今後の企業経営における基本的な事項の一つとなり、経営者・人事部門をはじめ、経営管理に関わる方の必須の知識になってきています。
一方で、人的資本経営について知ろう、学ぼうと思っても、多くの行政資料や公的機関の資料、国内外の指標、日本国内の法令や制度が個々に独立して存在していることもあり、人的資本経営の全体像は非常に見えづらく、どこから一歩を生み出せばいいかがわかりにくくなっている状況にあります。
そこで、人的資本経営について誰にでもわかりやすく学ぶ場・機会の創設が必要と考え、関連資料等を体系的に整理し、人的資本経営の基礎概念や導入・実践を進める上での実務レベルの知識について学べ、その知識を認定する検定試験として、「人的資本経営検定 BASIC」創設致しました。本検定の学習を通じて、人的資本経営の本質をつかみ、その知識を企業経営の場で活かせるようにすること、学んだ方が人的資本経営の推進者として企業で活躍できることを目指しています。
【「人的資本経営検定 BASIC」の概要】
<名称>
「人的資本経営検定 BASIC」
<特長>
1. “人的資本経営”の基礎知識と実務に特化した初めての検定試験
人的資本経営に関しては、経済産業省から公表されている「人材版伊藤レポート」「人材版伊藤レポート2.0」や内閣官房から公表されている「人的資本可視化指針」などの行政資料をはじめとして、その他公的機関からの資料等もあり、関連するさまざまな資料が存在しています。またISOやSASB、GRIといった国際指標なども存在しており、加えて「人的資本の開示」ということを踏まえると、金融商品取引法や女性活躍推進法、育児介護休業法など情報開示に関連する法令についても理解をしておくことが求められることもあり、体系的に人的資本経営について知識を得ようとすると、その範囲は非常に広範で多岐にわたり、この「どこまで何を押さえておけばよいのか」が見えないことが、人的資本経営についての理解を難しくしているといえます。
このたび創設する「人的資本経営検定BASIC」は、そうした人的資本経営についての理解にあたっての多岐亡羊さに対して、関連する資料や指標、法制度等について網羅しながら、それらを体系的に整理し、人的資本経営の基本概念や導入・実践にあたっての実務の基礎を理解するという目的に特化した初めての検定です。人的資本経営を導入・実践するために押さえておきたい基礎知識の学習に絞り、検定試験として学習範囲を特定することで、まず「どこまで何を押さえておけばよいのか」という障壁をなくし、人的資本経営についてスムーズに理解していける基礎固めをすることができます。
2.WEB講座とWEB試験が一体型の検定
「人的資本経営検定 BASIC」は、“認定スキルに満たない人をふるいにかける検定”ではなく、当検定の学習を通じて、人的資本経営についての全体像をつかんでもらうための検定であり、できるだけ多くの人に「人的資本経営について理解を深めてもらいたい」という観点から、学びを重視した検定と位置付けています。
そこで、広く誰でも受験しやすいよう、自宅等でも受験できるWEB試験を導入するとともに、“学び”を前提とすることを考慮し、試験の形式を「WEB講義+WEB試験の一体型」という形式にしています。
人的資本経営について平易な言葉でかみ砕いたテキストと、特に重要なポイントやテキストの行間について解説した解説動画により、スムーズに人的資本経営の全体像をつかむことができ、その理解度を試験で確認することができます。これらは、すべてWEB上で完結でき、2か月(60日)の受講・受験期間内に、いつでもどこでも受講・受験をすることが可能です。
3.人的資本経営実務のスペシャリスト松井勇策氏が試験委員長として全面監修
松井勇策氏は、早期から人的資本経営の実践・研究に取り組まれ、「人的資本経営に関する地に足がついた実務的な情報のさらなる浸透が必要」という信条のもと、社会保険労務士としての実務知見も交え、多数の企業での人的資本経営の導入支援やセミナー等での人的資本経営における実務面にフォーカスした情報発信を展開されています。
今回、人的資本経営の基礎について学び、実務面に特化した検定の創設にあたって、松井先生は本検定の趣旨にご賛同いただき、試験委員長として、本検定のコンテンツを全面監修していただきました。
人的資本経営の実務面について課題視し、研究・実践されてきた松井先生に、実務に活かせる人的資本経営の知識の習得という観点から、学習教材や試験問題について監修していただいています。当検定の学習を通じて、人的資本経営という考え方になじみ、人的資本経営の実務上のポイントを理解できる検定となっています。
人的資本経営は、大企業、中小企業関係なく、今後、企業経営の基本的事項の一つとなり、経営者・人事部門の方のみならず、広くビジネスパーソンの必須知識になってくることは間違いありません。ビジネススキルの向上やキャリアアップを目指す方はもちろんのこと、企業における育成やキャリア支援の一環として、管理職、新入社員研修等の企業内研修プログラムの一つとしても、ぜひご活用ください。