雇用調整助成金の累計支給決定額5兆円を突破 雇用保険率の引き上げの議論に注目
厚生労働省によると、新型コロナウイルス対策で特例措置を講じている雇用調整助成金(緊急雇用安定助成金を含む)の支給決定額の累計が、令和3年12月10日時点で5兆円を超えたということです(令和3年12月13日公表)。
政府は、追加財源(令和3年度補正予算案による一般会計からの繰入額)の投入を予定していますが、報道では、「雇用保険の財政状況は厳しく、来年度の保険料率引き上げは避けられない」などと報じられています。
令和4年度の雇用保険率が何%になるのか、今後の動向に注目です。
〔参考〕オープンデータ:雇用調整助成金(厚労省)〔Excel〕
https://www.mhlw.go.jp/content/employment_subsidy_week.csv