毎月勤労統計調査令和2年分結果速報 現金給与総額が1.2%低下 リーマン・ショック以来の減少幅
厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和2年分結果速報」が公表されました(令和3年2月9日公表)。
これによると、令和2年(2020年)における労働者1人当たりの平均賃金を示す現金給与総額は、2年連続で減少し、31万8,299 円となりました。
減少幅は、前年比でマイナス1.2%。
リーマン・ショックの影響を受けた平成21年(2009年)以来の大幅な減少となっています。
新型コロナウイルス感染症の影響から企業活動が停滞し、労働者の残業時間が減り、所定外給与が大幅に落ち込んだ(前年比12.1%減)ことが響いたようです。
経済や雇用の状況の回復には時間がかかるかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症を克服し、令和3年中に回復の足掛かりをつかめるとよいですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査 令和2年分結果速報>
・報道発表資料
≫ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/02cp/dl/houdou20cp.pdf
・概況
≫ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/02cp/dl/pdf20cp.pdf