感染症による労働災害 前年同期比 2,246.4%増加(厚労省)

厚労省は、令和3年4月における直近3ヶ月間の労働災害状況※を公表しました。(2021年4月16日厚労省)

(概要)
①死亡災害の発生状況…全体 死亡者数 140 人(前年同期比 ▲5人、3.4%減少)
②休業4日以上の死傷者数…全体 休業4日以上の死傷者数 25,185 人(前年同期比 +5,690 人、29.2%増加)

(特徴)
上記②のうち、
業種別では「第三次産業」が 13,343 人を占める(前年同期比 +4,782 人、55.9%増加)
災害別では「感染症による労働災害」が 3,285 人を占める(前年同期比 +3,145 人、2246.4%増加、全体の13%)

上記より、第三次産業における休業災害の増加と、感染症による労災がリンクしていることから、
第三次産業における感染症予防が不足している環境下で勤務し続けている常態が伺えます。

※ 令和3年1月1日から令和3年3月31日までに発生した労働災害について、令和3年4月5日までに報告があったものを集計したもの

詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年労働災害発生状況(4月速報値)>
(概要)https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/21-04.pdf
(資料)https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/s21-04.pdf