平成30年度予算編成の基本方針の策定方針について答申(経済財政諮問会議)
首相官邸において、「平成29年第16回経済財政諮問会議」が開催され、平成30年度予算編成の基本方針の策定方針及び経済・財政一体改革について議論が行われました(平成29年12月1日開催)。
会議に出席した安倍首相は、本日の議論を踏まえ、次のように述べています。
●来年度予算編成に向けては、財政健全化への着実な取組を進める一方、人づくり革命や生産性革命など重要な政策課題について、必要な予算措置を講じるなど、メリハリの利いた予算編成を目指す。
●社会保障改革についての議論では、薬価制度を革新的新薬の創出を促進する仕組みに見直す、遠隔診療を推進する、医療・介護・保育分野での人材確保策を強化するといった方向性が示された。加藤厚生労働大臣におかれては、本日の議論を踏まえ、着実に実行していただきたい。
来年度予算編成の基本方針については、与党と調整した上で、平成29年12月8日の閣議決定を目指すとのことです。動向に注目です。
今回の会議の資料については、こちらをご覧ください。
<平成29年第16回経済財政諮問会議/会議資料>
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/1201/agenda.html