平成30年度の予算が成立 安倍総理のコメントなど
一般会計総額が97兆7,128億円と過去最大となる平成30年度予算が、平成30年3月28日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決・成立しました。
予算の成立について開かれた会見で、安倍内閣総理大臣は、次のようにコメントしています。
「私は今までずっと、来年度予算の早期成立こそが最大の景気対策だと、このように申し上げてまいりました。今年の春闘において多くの企業でベースアップが行われ、そしてさらにその中で多くの企業が昨年を上回るペースで賃上げを行っています。速やかに予算を執行し、そして景気回復の温かい風を小規模事業者、そして中小企業、地方にお届けしていきたいと、このように思っております。
また、この国会は働き方国会だとこのように申し上げてまいりました。いろんな事情を抱える皆さんにとって働きやすい日本にしていきたいとこう考えています。
この予算の中には介護あるいは保育を充実していく予算も入っておりますし、また給付型の奨学金を拡大していく予算も入っておりますので、しっかりと充実、拡大を行っていきたいと思っています。」
政府・与党は今後、重要法案と位置づける働き方改革関連法案などの国会提出と早期成立を目指すとのことです。しっかりと審議して欲しいですね。
平成30年度の予算については、財務省の資料をご覧ください。
<平成30年度予算が成立しました>
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2018/index.html#seifuan