同一労働同一賃金の実現に向けた政府の指針案「非正規にも賞与」
新聞各社において、「同一労働同一賃金の実現に向けた政府の指針(ガイドライン)案の概要が分かった」という旨の報道がなされています。指針案は、約20種類の待遇を列挙し、正社員と非正社員との間に差をつけることが「問題とならない例」と「悪い例」を示す形式とされており、悪い例として、“正社員には賞与を支払うが、非正社員には支払わない”といったことが示される方針で、基本給や各種手当のの支払いに関しても指針に盛り込まれるようです。
この指針案は、今月20日に開催予定の「第5回働き方改革実現会議」に報告され、同会議で詰めの調整が行われることになる見込です。
【参考】第4回働き方改革実現会議議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai4/gijiroku.pdf