「カスハラ」 厚労省の検討会が事例集を公表 同省委託事業の資料の修正については大臣がコメント
厚生労働省から、令和6年6月21日に開催された「第9回 雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会」の資料が公表されています。
今回の議題は、ハラスメントに関する施策の方向性などでした。
参考資料として「カスタマーハラスメント事例集」が公表されています。
この事例集は、本検討会においてヒアリングをした団体・企業等から紹介のあった事例等について、日本標準産業分類に基づき、業種別に事務局で整理をしたものとなっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第9回 雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40906.html
※「参考資料1 カスタマーハラスメント事例集」はこちら
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001266535.pdf
なお、カスタマーハラスメントを巡っては、厚生労働省が委託したサイトに公開されていたカスタマーハラスメント対策の資料について、高齢者などへの差別や偏見をまねく恐れがある記述がされているとの指摘があり、その部分が削除された、などの問題が話題になっています。
この件について、厚生労働大臣が会見において質疑応答を行っています。
必要に応じて、ご確認ください。
<厚生労働大臣会見概要(令和6年6月21日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00704.html
〔参考〕修正が行われた資料はこちらです(カスタマーハラスメントの該当行為の類型のうち「威張り散らす行為」について、「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層などに傾向がみられる」という部分を削除)。
<あかるい職場応援団・研修動画資料:職場におけるハラスメント対策(カスタマーハラスメント対策)>
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/pdf/kensyu_2023/3_custmer_hara.pdf