自動車運転者の労働時間等の改善の基準 トラック運転者に関する見直しの意見を整理(労政審の専門委員会)

厚生労働省から、令和4年1月21日に開催された「第3回 労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会トラック作業部会」の資料が公表されました。

同省では、改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)を見直すこととし、この専門委員会で、検討を続けています。

今回の配布資料として、トラック作業部会における「改善基準告示の見直しに関するご意見について」が公表されています。

さまざまな意見が示されていますが、たとえば、トラック運転者の1か月の拘束時間については、次のような意見が示されています。

・現行:1か月の拘束時間は293時間

・主な意見:

1か月の拘束時間は293時間を維持すべき(使用者側)

1か月の拘束時間は275時間とすべき(労働者側

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第3回 労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会トラック作業部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23396.html

なお、現行の改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)は、こちらです。

〔参考〕自動車運転者の労働時間等の改善の基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyosyu/roudoujouken05/index.html