きりん通信1月2022年 №77♦英雄とは、自分の出来ることをした人だ。凡人は、自分の出来ることをせず、出来もしないことをしようとする人だ♦

◆英雄とは、自分のできることをした人だ。凡人は自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。◆

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きりん通信2022年1月号 №77

2022年1月きりん通信NO.77(おもて)
令和4年4月から段階的にスタート 令和3年の育児・介護休業法等の改正❸
令和3年の通常国会で育児・介護休業法等を改正する法律が成立し、段階的に施行されることになっています。今回は、令和4年4月から施行される「有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和」のポイントを紹介します。
有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和のポイント
有期雇用労働者(期間の定めのある労働契約により雇用される者)も、一定の要件を満たせば、育児休業および介護休業の対象となりますが、その要件が、次のように改正されます。
★有期雇用労働者について、「引
き続き雇用された期間が 1 年以上」という要件は削除されました。しかし、「引き続き雇用された期間が1 年未満」の労働者は、有期雇用であるか無期雇用であるかを問わず、育児休業・介護休業の労使協定による適用除外の対象となっています。したがって、
その適用除外規定(労使協定)があれば、令和4年4月1日以降も、実質的には対象者を改正前と同様とすることが可能です。
いずれにしても、就業規則(育児・介護休業規程)を整備する必要があります。ご質問等があれば、気軽にお声掛けください。
飲酒運転根絶取組強化 自動車を使用する事業所は安全運転管理者の選任義務
運送業以外の事業場でも、社有車を 一定台数 以上保有している事業所では、安全運転管理者を選任する
必要があります。法改正に伴い、警察庁が取組を強化すると公表がありましたので、今一度ご確認下さい。
2022年1月きりん通信NO.77(うら)
パワハラの相談が5年前より増えた企業が約4割(経団連の調査)
経団連(日本経済団体連合会)から、「職場のハラスメント防止に関するアンケート結果(令和3 年12 月7日)」が公表されました。報道で話題になった部分を中心に、そのポイントを紹介させていただきます。
職場のハラスメント防止に関するアンケート結果のポイント
【調査目的】大企業でのパワハラ防止措置の義務化などの施行から1年が経過したことを踏まえ、企業における課題や取組みについて調査し、今後の政策を検討する参考とするとともに、効果的な取組等を広く展開するため。
(調査期間:令和 3 年9月7日~10 月 15 日/調査対象:経団連会員企業/回答企業数:400 社)
<調査結果のポイント>
●5年前と比較した相談件数
・パワーハラスメントに関する相談件数は、「増えた」が44.0%と最も多く、次いで「変わらない」が30.8%
・セクシュアルハラスメントに関する相談件数は、「変わらない」が45.3%と最も多く、次いで「減った」が28.8%
・その他のハラスメントに関する相談件数は、いずれも「これまで相談なし」が50%超
●ハラスメントの理解促進のための取組み
・ハラスメントに関する集合研修の実施が73.5%と最も多く、次いでe ラーニング実施が66.5%、事案等の共有が61.8%
●相談しやすい体制の整備等
・複数の相談窓口の設置(人事、社外、コンプライアンス、EAP 等)が82.5%、次いで、相談窓口の定期的な周知が
73.8%、社外の専門機関や専門家の活用が72.3%
・企業が相談内容を幅広く受付けている企業は50.3%
★上記は、大企業中心の調査結果ですが、令和4年4月からは、中小企業においてもパワハラ防止措置の義務化が適用
されます。ハラスメント対策は、企業規模を問わず、各企業の重要な課題となります。
紹介した調査結果は一例ですが、調査結果を見ると、各企業のハラスメント対策として、やはり研修などが重視されており、相談体制の整備等において社外の専門家を活用するケースも多いようです。この調査結果の詳細も含め、ご質問等があれば、気軽にお声掛けください。
◆英雄とは、自分のできることをした人だ。 
凡人は自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。◆ 
私事ですが、今年の誕生日を迎えて五十歳になります。「五十にして天命を知る」と孔子が言ったそうですので、今年は天命を意識して臨んでみようと思います!
自分にできること、やればできる事をしっかりやり続ければ、大抵の目標は達成できると思います。
言い訳をせず・・・計画を立て、やるべきことをやれば、結果は後からついてくると信じています。
今月の偉人の名言は、1866 年に生まれたフランスの作家 ロマン・ロランでした。
※論語:志学の 15 歳、而立の 30 歳、不惑の 40 歳、知命の 50 歳、耳順の 60 歳、従心の 70 歳