自動車運転者の労働時間等の改善の基準の見直しについて検討状況を整理(労政審の専門委員会)
厚生労働省から、令和3年10月29日に開催された「第6回 労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会」の資料が公表されました。
今回の議題は、改善基準告示の見直しについてです。
同省では、改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)を見直すこととし、この専門委員会で、検討を続けています。
今回の配布資料として、業態別作業部会の検討状況が公表されています。
改定が検討されているのは主にバスとタクシー。トラックは現行通りとなりそうですね。
たとえば、タクシーの日勤の拘束時間について、1か月の拘束時間を、現行299時間から「288時間」に短縮する案が示されているといった検討状況を確認することができます。
必要であれば、ご確認ください。
<第6回 労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21955.html
なお、現行の改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)は、こちらです。
〔参考〕自動車運転者の労働時間等の改善の基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyosyu/roudoujouken05/index.html