毎月勤労統計調査 令和2年度の現金給与総額が前年度比マイナス1.5% 残業代の減少が響く 

厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和2年度分結果確報」が公表されました(令和3年5月28日公表)。

結果のポイントは次のとおりです。

(前年度と比較して)

●現金給与総額は318,081円(1.5%減)となった。

うち一般労働者が416,570円(1.9%減)、パートタイム労働者が99,083円(0.9%減)となった。

なお、一般労働者の所定内給与は313,502円(0.2%減)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,221円(3.9%増)となった。

●就業形態計の所定外労働時間は9.0時間(13.9%減)となった。

●就業形態計の所定外給与は17,028円(13.3%減)となった。

うち、一般労働者が23,545円(13.5%減)、パートタイム労働者が2,537円(18.7%減)となった。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で残業が減ったことが表れています。

所定外労働時間・所定外賃金の減少幅は、過去最大だということです。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<毎月勤労統計調査 令和2年度分結果確報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/20fr/mk02fr.html