旅客自動車運送業 睡眠不足に起因する事故の防止対策を強化
平成30年6月1日から、旅客自動車運送事業運輸規則及び貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部改正が施行されます。
この改正は、バス・タクシー・トラック事業について、運転者の睡眠不足による事故の防止を一層推進するため、睡眠不足の乗務員を乗務させてはならないこと等を明確化し、点呼簿の記録事項として睡眠不足の状況を追加するものです。
国土交通省が、平成29年3~5月にバス運転手約7,000人から回答を得たアンケート調査では、1日当たりの睡眠時間の平均が5時間未満の運転者が約25%に上っていました。
居眠り運転が原因と思われる大事故も時折起こっており、平成28年には広島県で、事故2日前まで一睡もせずに36時間乗務を続けていたトラック運転者が追突事故を起こし2人が死亡。平成29年には徳島県でトラックの運転者が強い眠気におそわれ、停車中のマイクロバスに追突し、16人が死傷しています。
今後、このような事故が減少するとよいですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<睡眠不足に起因する事故の防止対策を強化します!!>
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000341.html