子供人口、過去最低を更新 少子化に歯止めかからず
総務省から、平成30年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)の推計が公表されています(平成30年5月5日の「こどもの日」にあわせて公表)。
これによると、子供の数は、前年比17万人減の1,553万人で37年連続の減少となり、総人口に占める子供の割合も前年比0.1ポイント減の12.3%と44年連続の低下となっています。
比較可能なデータがある昭和25年以降、人数、割合とも過去最低を更新し、少子化に歯止めがかかっていない状況が明らかになっています。
子供の数は、年齢層が低くなるほど少なくなっており、総務省では「出生数の低下が影響している」と分析しているようです。
このような状況は、将来の年金や医療保険の財政に影響を及ぼすことは明らかです。また、将来的な労働力人口の不足が及ぼす影響も大きくなるでしょう。
今後はさらに、少子化対策、出生率を上昇させる取組みが強化されるかもしれませんね。
こどもの数の推計について、詳しくは、こちらをご覧ください。
<我が国のこどもの数 (「人口推計」から)>
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1090.html