デジタル・ファースト徹底へ 本人確認手続の簡素化の方向性を示す

内閣府から、平成29年11月20日に開催された「規制改革推進会議・第4回行政手続部会」の資料が公表されました。

今回の議事は、「本人確認手続の簡素化について」でした。
その中で、本人確認手続の簡素化に関する方向性について、中間整理案も示されています。

そのポイントは次のとおりです。

●行政手続の電子化(デジタル・ファースト)を徹底するため、押印を不要とし、「紙から電子へ」を推進する。また、電子化の環境を整備するとともに、電子署名(厳格な本人確認が必要な手続を除く)を極力省略し、簡易な認証方式(ID〔法人番号〕・パスワード方式)を導入する。

●厳格な本人確認が必要な手続についても、電子証明書の利便性の向上あるいはセキュリティに見合う適切な認証方式の導入等により、書面方式(印鑑証明書の添付)からオンライン手続に転換する。

このような方向性に沿って、各省に対応を促すとされています。今後の動向に注目です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第4回行政手続部会 議事次第>
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/bukai/20171120/agenda.html