厚労省 平成29年度の年金支給額の0.1%引き下げを公表

1月27日、国民年金制度・厚生年金保険制度による年金の支給額について、厚生労働省から次のようなお知らせがありました。

●総務省から、本日、「平成28年平均の全国消費者物価指数」(生鮮食品を含む総合指数)が公表され、対前年比0.1%の下落となりました。
これを踏まえ、平成29年度の年金額は、法律の規定により、平成28年度から0.1%の引下げとなります。
このように、平成29年度の公的年金の支給額の引き下げが決まりました。
引き下げは3年ぶりで、平成29年度の年金額による支払いは、通常、4月分の年金が支払われる6月からとなります。

その他、国民年金制度の平成29年度・平成30年度の保険料額も公表されました。
また、厚生年金保険制度における在職老齢年金の支給停止額の計算に用いる調整額も、平成29年度から一部改定することが公表されています(28万円は改定なし。47万円は「46万円」に改定)。

詳しくは、こちらをご覧ください。
・平成29年度の年金額改定について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000149311.html